- 症状
ストレートネック
2022.10.19
ストレートネックとは
ストレートネックとは、本来であれば緩やかなアーチ状になっている首の頸椎がまっすぐ伸びてしまっている状態を指します。
横から見ると、頭が首より前に出た状態になっているのが特徴で、スマホの長時間操作によって発症しやすいことから「スマホ首」とも呼ばれています。
ストレートネックになると、ボーリングの玉ほどの重さを支える首に大きな負担がかかり、首回りだけでなく、身体の至る所に不調が生じます。
ストレートネックの原因
ストレートネックが起こる原因はさまざまですが、代表的な原因としては首への過負荷、寝具が合っていないなどが挙げられます。
首への過負荷
事務仕事などで姿勢が悪くなり、首に繰り返し負担がかかって引き起こされます。
正しい姿勢であれば、ボーリング玉ほどの重さがある頭部を、首の筋肉が絶妙に調整しながら支えてくれますが、頭部を前に突き出すような姿勢が続くと、それを微調整するために首が過度に緊張し続けます。
その緊張が筋肉に負担をかけることで首こりが発症します。
寝具が合っていない
体に合わない寝具を使っていると、寝ている間に首へと負担がかかっています。寝ている間に首へと負担がかかり続けると、首周りの筋肉が凝り固まり、ストレートネックの原因になる可能性があります。
また、柔らかすぎる布団を使っていると寝返りが打てず、筋肉が硬い状態が長時間続いてしまうため、ストレートネックにもつながりやすくなります。
妊娠・出産
妊娠や出産を経験した女性は骨盤が前傾する「反り腰」になりやすいです。
反り腰になると腰だけでなく首にも負担がかかるため、反り腰の方はストレートネックになりやすいといわれています。
こんな症状があればすぐ相談を
ストレートネックは基本的にセルフケアで改善は難しい症状です。正しい姿勢を続けることで症状が軽減されることもありますが、以下の症状があるならすぐにご相談ください。
●自律神経系の症状
●手の細かい動きがしにくい
●足がもつれ歩きにくい
●痛みやシビレがひどく日常生活に支障が出ている
●視力低下・疲れ目・ドライアイ
●難聴・耳鳴り
当院の施術
当院では、ストレートネックに関連する関節や筋膜をひとつのユニットとして捉え、解剖学に基づきすべての関節や筋膜にアプローチして原因を探り、それらを正しい位置に優しく戻すことで改善に導きます。
マッサージや一般的な接骨院のように、筋肉を直接揉む、バキボキするアジャストという施術はせず、痛みを最小限に抑えて優しくアジャストします。
筋肉に強い圧力をかけないため、繊維がねじれたり切れたりして、傷みがぶり返すもみ返しも起こりません。
いろいろな病院や接骨院に通ったが改善しない。症状に長年悩まされている。とお悩みであれば、ぜひ当院にご相談ください。