- 症状
ぎっくり腰
2022.10.19
ぎっくり腰とは
ぎっくり腰は、重い物を持った拍子に突然動けなくなるほどの痛みが走る症状で、正式には急性腰痛といいます。
急激に発症した腰痛を総称でぎっくり腰といい、痛みの激しさから欧米では「魔女の一撃」と呼ばれています。
多くは1~2週間で自然に回復しますが、時間が経っても改善されない、下半身に痛みやシビレなどの症状があらわれた場合、椎間板ヘルニアなどの病気が隠れている可能性があります。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰が起こる原因はさまざまですが、代表的な原因としては椎間板ヘルニア、筋肉疲労、骨格の歪みなどが挙げられます。
椎間板ヘルニア
背骨と背骨の間でクッションの役割を担っている椎間板が変形し、脊髄に走る神経根が圧迫することで痛みが生じます。
椎間板ヘルニアの原因としては、加齢、悪い姿勢での動作や作業、喫煙などが知られています。
筋肉の疲労
睡眠や運動不足、栄養バランスの低下が続くと筋肉疲労が徐々に蓄積されていき、少しずつ溜め込んだ筋肉疲労が許容量を超えると、ぎっくり腰として発症します。
骨格の歪み
事務仕事で座りっぱなしなど、長時間限られた姿勢でいると筋肉の柔軟性が失われ、姿勢が偏っていきます。
姿勢が偏ることで筋肉のアンバランスさが生まれ、背骨や骨盤が本来の位置からずれてしまい、その周辺の筋肉への負担が大きくなることが原因となります。
急激な過負荷
若い人やスポーツ選手に多い原因です。
高いところから飛び降りた着地の瞬間や、勢いよく振り返った瞬間など、急激な動きの切り替えのときに、腰に突然負荷がかかり、ぎっくり腰を起こしてしまいます。
こんな症状があればすぐ相談を
2~3日ほどで痛みが引く、1週間後には問題なく歩けるなどの症状であればセルフケアで改善する可能性がありますが、以下の症状があるならすぐにご相談ください。
●安静にしていても、どのような姿勢をとっていても常に激痛がある
●歩けるけど腰が曲がったまま伸ばせない
●体が左右にゆがんで傾いてしまった
●お尻や足まで痛みや痺れが出てきた
●脚に力が入らない
●排尿・排便異常がある
当院の施術
当院では、ぎっくり腰に関連する関節や筋膜をひとつのユニットとして捉え、解剖学に基づきすべての関節や筋膜にアプローチして原因を探り、それらを正しい位置に優しく戻すことで改善に導きます。
マッサージや一般的な接骨院のように、筋肉を直接揉む、バキボキするアジャストという施術はせず、痛みを最小限に抑えて優しくアジャストします。
筋肉に強い圧力をかけないため、繊維がねじれたり切れたりして、傷みがぶり返すもみ返しも起こりません。
いろいろな病院や接骨院に通ったが改善しない。症状に長年悩まされている。とお悩みであれば、ぜひ当院にご相談ください。