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肩こり

2022.10.19

肩こりとは

肩こり

肩こりは首筋や肩、上背部から腕にかけての重い感じやだるさ、圧痛、腕を回すと痛むなどの症状の総称で、正式には脛肩腕(けいけんわん)症候群、または頸肩腕(けいけんわん)障害と呼びます。

症状が重くなると、身体全体がこわばっているような不快感まで起こす肩こりですが、神経系の異常ではなく、画像診断でも異常が認められないことが多く、原因が分からないことがほとんどです。

肩こりの原因

肩こりが起こる原因はさまざまですが、代表的な原因としては血行不良、運動不足、高血圧などが挙げられます。

血行不良

長時間のデスクワークやパソコン作業、スマホ操作など、同じ姿勢を続けていると、首や肩の負担が増えます。

特にパソコンやスマホを使う際に、首が前に出た姿勢になっていたら要注意です。頭の重みで筋肉がにガチガチに固まり、肩こりにつながります。

運動不足

運動をしないと筋肉が衰えて、肩の負担が大きくなります。また、筋肉の緊張状態が続いて血流の悪化を招くため、肩こりが起こりやすくなります。

高血圧

血圧が高いことで交感神経が優位に立つと、血管が収縮して血行不良となり、肩こりを引き起こします。

高血圧は肩こりだけなく、高血圧緊急性や高血圧脳症などの症状を引き起こす可能性があります。これらを予防する意味でも、たかが肩こりと油断せず、しっかり診察を受けることをお勧めします。

狭心症

狭心症は、心臓を取り巻く血管が狭くなり心筋への血流が悪くなる病気です。

狭心症では胸痛や息切れが起こりますが、肩の痛みとして症状が出る場合もあります。

こんな症状があればすぐ相談を

軽い痛みやだるさ、動かすと楽になるなどの症状であればセルフケアで改善する可能性がありますが、以下の症状があるならすぐにご相談ください。

●動かすと、こり・痛みが強くなる
●夜間や安静時にも痛む
●手足がしびれることがある
●肩こりがどんどん悪化する
●微熱が続く
●がんになったことがある

当院の施術

当院では、肩こりに関連する関節や筋膜をひとつのユニットとして捉え、解剖学に基づきすべての関節や筋膜にアプローチして原因を探り、それらを正しい位置に優しく戻すことで改善に導きます。

マッサージや一般的な接骨院のように、筋肉を直接揉む、バキボキするアジャストという施術はせず、痛みを最小限に抑えて優しくアジャストします。

筋肉に強い圧力をかけないため、繊維がねじれたり切れたりして、傷みがぶり返すもみ返しも起こりません。

いろいろな病院や接骨院に通ったが改善しない。症状に長年悩まされている。とお悩みであれば、ぜひ当院にご相談ください。