- 症状
五十肩(四十肩)
2022.10.19
五十肩(四十肩)とは
肩から二の腕にかけて強い痛みが生じ、腕が上がらなくなることがある四十肩(五十肩)は左右どちらかの腕で起こり、衣服を脱いだり着たりができなくなるばかりか、物を持つことさえ困難になることがあります。
40〜50代に最も多く発症し、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれる炎症です。肩の酷使で起こることもありますが、経過にともない症状が変化していくのも特徴のひとつです。
五十肩(四十肩)の原因
五十肩(四十肩)が起こる原因はさまざまですが、代表的な原因としては加齢、石灰の沈着、心筋梗塞などが挙げられます。
加齢
加齢により肩周辺の骨や腱、靭帯、軟骨などの組織がもろくなりはじめ、肩関節の周囲に炎症が起こることが原因となります。
石灰の沈着
肩の中にある筋肉(腱板)内にカルシウム(石灰)が沈着することで、急激に炎症が生じ肩周囲に激痛を引き起こします。
狭心症
狭心症は、心臓を取り巻く血管が狭くなり心筋への血流が悪くなる病気です。
狭心症では胸痛や息切れが起こりますが、肩の痛みとして症状が出る場合もあります。
心筋梗塞
心筋を取り巻いている冠動脈にコレステロールなどが沈着すると血液の通り道が塞がれ、心筋に血液を送ることができなくなり、心臓(心筋)が酸素不足になり壊死する病気です。
胸が締めつけられるような痛みと同時に左肩に強い痛みを感じる場合は、心筋梗塞が原因であることも考えられます。
こんな症状があればすぐ相談を
五十肩(四十肩)は痛みが強く長時間続く場合が多く、自然に原因がなくなることも基本的にはありません。以下の症状があるならすぐにご相談ください。
●肩、腕が上がらなない
●背中に手が回らない、届かない
●服を脱ぐ・着る動作が痛い、またはできない
●手が横に開かない
●ズボンの後ろにあるポッケに手が入れれない
●髪を洗えない
●肩がまっすぐ上がらない
●洗濯物を干す時に痛い
当院の施術
当院では、五十肩(四十肩)に関連する関節や筋膜をひとつのユニットとして捉え、解剖学に基づきすべての関節や筋膜にアプローチして原因を探り、それらを正しい位置に優しく戻すことで改善に導きます。
マッサージや一般的な接骨院のように、筋肉を直接揉む、バキボキするアジャストという施術はせず、痛みを最小限に抑えて優しくアジャストします。
筋肉に強い圧力をかけないため、繊維がねじれたり切れたりして、傷みがぶり返すもみ返しも起こりません。
いろいろな病院や接骨院に通ったが改善しない。症状に長年悩まされている。とお悩みであれば、ぜひ当院にご相談ください。