- 症状
首こり
2022.10.19
首こりとは
首こりは、首の後ろで頭部を支えている筋肉が過度に緊張した状態になり、それに違和感を覚えている状態を指します。
違和感の中には、硬い・張っている・詰まっている感じがする・重いといったものがあり、それとは別に痛みを感じる場合もあります。
違和感が強いと、頭痛・吐き気・嘔吐・頭重感・目の周りの重さ・めまい・うなじの痛みなどが生じます。
また、首の筋肉の過緊張から首の可動域が狭くなり、首を回して横を向いたり振り返ったりすることができず、振り返る際に身体ごと回すようにもなります。
首こりの原因
首こりが起こる原因はさまざまですが、代表的な原因としては頸椎の損傷、首への過負荷、身体の変化などが挙げられます。
頸椎の損傷
交通事故、転倒などで強く頭を打ちつけるなどの大きなダメージによって、頸椎という首の近くの骨が損傷し、それに伴いダメージ周辺部分の筋肉が硬くなって引き起こされます。
首への過負荷
事務仕事などで姿勢が悪くなり、首に繰り返し負担がかかって引き起こされます。
正しい姿勢であれば、ボーリング玉ほどの重さがある頭部を、首の筋肉が絶妙に調整しながら支えてくれますが、頭部を前に突き出すような姿勢が続くと、それを微調整するために首が過度に緊張し続けます。
その緊張が筋肉に負担をかけることで首こりが発症します。
身体の変化
ある一定の年齢を超える、更年期を迎えるなどで体質やホルモンバランスが変化します。
このような変化の際に筋肉が過度に緊張することがあり、強い首こりの原因になることがあります。
特に40歳や50歳になるまで、首こりがあってもそこまで気にならなかったが、40歳を超えてからひどくなったというケースはたくさんあります。
加齢による骨の変形
加齢よって頸椎という首の骨が変形が原因の場合もあります。骨や骨のつなぎ目の関節の変形により、周囲の筋肉に炎症が波及して首こりを発症します。
こんな症状があればすぐ相談を
マッサージで簡単に解消するなど、軽い症状であればセルフケアで改善する可能性がありますが、以下の症状があるならすぐにご相談ください。
●手の細かい動きがしにくい
●足がもつれ歩きにくい
●頻尿などの排泄障害
●痛みやシビレがひどく日常生活に支障が出ている
●微熱が続く
●吐き気や発汗異常がある
当院の施術
当院では、首こりに関連する関節や筋膜をひとつのユニットとして捉え、解剖学に基づきすべての関節や筋膜にアプローチして原因を探り、それらを正しい位置に優しく戻すことで改善に導きます。
マッサージや一般的な接骨院のように、筋肉を直接揉む、バキボキするアジャストという施術はせず、痛みを最小限に抑えて優しくアジャストします。
筋肉に強い圧力をかけないため、繊維がねじれたり切れたりして、傷みがぶり返すもみ返しも起こりません。
いろいろな病院や接骨院に通ったが改善しない。症状に長年悩まされている。とお悩みであれば、ぜひ当院にご相談ください。